5.自己免疫力を高める

鍼灸治療は、自律神経を調節する治療もできます。

自律神経は、臓器や器官の働きを調節し、脈拍、血圧、体温、排尿などは、自律神経によって調節されています。しかし、ショックを受けたり、病気をしたり、環境が変わったりすると、自律神経が乱れて、不快な症状を感じるようになります。一般に、自律神経の失調は、西洋医学では原因究明がむずかしく、なかなか治りにくいです。鍼灸治療では、自律神経の働きを改善することに効果をあげています。

鍼やお灸でツボを弱く刺激することを多くくりかえしていると、風邪をひきにくくなったり、風邪をひきやすかった人が丈夫になったり、体質が改善されることがままあります。転調作用と呼ばれ、アレルギーのように西洋医学でも根本的な治療法がない場合(アトピーetc)に利用されています。

鍼は、リンパ組織に直接・関節的に支配したり、白血球に作用したりします。お灸では、局所の血管拡張したり、血管透過性亢進したり、代謝亢進したりetcするからです。

また、皮膚の主な老化の原因は皮膚の酸化ですが、お灸をすることでもぐさの中の成分のカテコールに抗酸化作用があり、老化防止作用があります。